さぁ、新しい一年がいよいよスタートですね。新しいクラスはどうでしょう。新しい先生はどうでしょう。良い!という人も、「うわー思ってたのと違う!」と思った人も、ちょっと落ち込んでしまった人も、勝負はここからですよ。今日はその勝負で役立つ、偉人や有名企業の「その手があったか!技」をご紹介。困難や逆境は、新しい発想のヒントになりますね。
「ピンチの中にチャンスあり」です。
発明王エジソンさんの「その手があったか!技」:未来を読む
エジソンは考えました。どうやったら研究費の心配がなくなるか。電球の実用化に成功したエジソンですが、考えていたのは「電球で大稼ぎだ!」よりも、もっと先の事でした。電球が普及すれば、電力が必要になる。そこでエジソンは電力供給会社を設立し、電気の供給を行いました。そしてこれが的中。研究費の心配はなくなり、研究に没頭できるようになりました。
大監督ジョージ・ルーカスさんの「その手があったか!技」:想像力
映画監督のルーカスは、「スターウォーズ」を映画配給会社に持ち込んだ時、ある交渉をします。それは、自分の監督としての報酬は低くてもかまわないから、代わりに作品に関わる一切の権利を譲渡してほしい、というもの。配給会社は「どうせ売れないマニア向けのSF映画だし、監督代が安く済むならいいか」とその申し出を受け入れました。蓋を開けてみると、映画は大ヒット。そしてもっと大ヒットしたのが、キャラクターグッズです。当時の映画業界では考えられない事でした。ルーカスはこの収支を元手に自分の映像制作会社を立ち上げました。
大阪万博での「その手があったか!技」:行動誘導
1970年に開催された大阪万博。主催者はある問題に悩まされていました。それは、入場時間になってゲートが開くと同時に走り出す人の群れ。警備員が「走らないで!」といっても効果なし。いつ事故が起こってもおかしくない状況でした。そこで主催者が行ったのは、入場者に小さな会場案内図を配る事。走りながら小さな文字は読めないので、走る人は減ったそうです。
クリスピー・クリーム・ドーナツの「その手があったか!技」:ゴールから見る
このドーナツ屋さんは、チラシの配布や派手な宣伝をする事なく、お店の認知度を上げ、しかも口コミまで起こしました。その作戦とは「ドーナツの無料配布」です。しかも、一人に一つではなく、一人に一箱(12個入り)。ドーナツを配ったのはお昼時。ターゲットはOLさんでした。箱を受け取ったOLさんは会社に戻ります。一人で12個は多いですから、オフィスの同僚と分けますね。「タダで配ってたの」そう言われたらどんなお店か気になります。たちまち出来る行列。待っている間にもドーナツは配られます。こうして口コミは広がっていき、最終的にはコスト以上の売上げとなって返ってきたのです。ゴールから見て、何をすべきか考えた結果ですね。
「今が楽らなそれでいい」「将来のことなんてわからんし」「どうでもいいし」・・・なんてお子さま多いんですよねぇ
「立ち向かう、ふんばる、逃げない」ってなかなか大変なことです。とくに学生にとっては。将来がなかなかイメージできませんからね。
ただ、ここで私がお伝えしたいことは、【先を見よう。未来を見よう。広い世界を、成功をイメージしよう。】と言うこと。
目先の成功、確かに欲しいです。でもそれで終わっては意味ないですよね。
一見難しい・苦しい・イヤ状況でも、なにかしらの打開策はあるものです。自分をハッピーにするのはいつも自分ですよ。
でも、本当に辛くなったり、しんどいときはすぐに言ってくださいね。すぐですよ!頼られたら私もすごく嬉しいんです。
ずっと変わらずあなたの味方です! 水田塾長
本日はちょっと思考を変えて、誰もが経験したことのある、こんなお話をしてみたいと思います。
赤ちゃんを産むとき、陣痛というものがある。
陣痛は、初産で約24時間。2人目以降で約12時間続くものらしい。
妊婦さんの中には、この陣痛がとても苦しいので、
「産む側は大変、赤ちゃんは生まれてくる側でいいなぁ」と言う方もいるらしい。
しかし、助産師さんはこれは大きな勘違いだと言う。赤ちゃんの方が、妊婦さんの何倍も苦しいのだと。
実は、子宮は筋肉であり、これが収縮したり緩んだりするのが、陣痛の正体らしい。
陣痛が始まり、子宮が収縮すると赤ちゃんは首のところを思い切り締め付けられ、
へその尾からの酸素が途絶え、息ができなくなるそうだ。
子宮の収縮は約1分間。その間、思い切り首を締められ、息ができない。
1分たてばまた子宮はゆるむが、また陣痛が来れば1分、息ができなくなる。
しかも陣痛の間隔はだんだん狭くなる。
この陣痛に耐えられなければ、赤ちゃんは死ぬ。まさに命懸けだ。
だからこそ、赤ちゃんは慎重なのだという。
実は、陣痛がおこるためには陣痛をおこすホルモンが必要らしいのだが、
このホルモンを出しているのは、お母さんではなく、なんと赤ちゃん自身。
赤ちゃんはとても賢く、自分自身で自分が今陣痛に耐えられる体かを判断する。
そして、一番いいタイミングで、自分の生まれてくる日を選ぶ。
また、急に激しい陣痛を起こせば命が危いので、
最初は陣痛を起こすホルモンを少ししか出さず、様子を見てホルモンの量を調整するらしい。
赤ちゃんの中には、予定日を過ぎても、なかなか生まれてこない赤ちゃんもいる。
途中で陣痛を止める赤ちゃんもいる。
そういう赤ちゃんを「うちの子はノンビリしてる」なんていうお母さんもいるけど、
そのとき赤ちゃんは必死なんだという。
生まれて来ないのは、赤ちゃんが「今の体では陣痛に耐えられず死んでしまう」
と判断しているからだそうだ。
赤ちゃんはみんな、自分で判断して、自分の意志で生まれてくる。
「生まれたくて生まれたんじゃない」なんて人はいない。
すべての赤ちゃんは、その日を自ら選んで生まれてくる。
生きるか死ぬかの狭間の中、あの小さな体で必死に生きようと頑張っている。
子供を授かることもそうですが、出産は母親にとっても赤ちゃんにとっても、
すべてが奇跡の連続で成り立っている。
あなたの誕生日も、あなたが命を懸けて、選んだ日。
そう考えると、自分の誕生日が本当に特別な日なのだと、改めて実感できるのではないでしょうか。
・・・競争する事も、比べる事も、闘う事も、勝負する事も、他と争う事も人生ではすごく大切で、ときにはものすごく重要なことかもしれません。ただ平穏無事と言う世の中ではありませんから。良くも悪くも他と競い合うことで、より良い結果を追求し、進化し、成長してきた結果が現在の私たちの生活だからです。もちろん大きな過ちも経験してきていますが。
ただ、それだけではありません。一番大切なのは、あなたがあなたらしく生きる事だと私は考えています。これはあなたの人生ですから。あなたが選んで生まれてきた人生ですから。さぁ、どんな人生を送りたいですか?「わからない」で逃げるのは無しですよ。これからのあなたの人生です。他人任せがいいですか?全然知らない人と結婚しなさい、したくもない事を仕事にしなさい、私の言うことだけ聞きなさい・・・こんな人生送りたいわけないですよね?
勉強も同じことです。【自分の意思・目的】をもって取り組まないと、いくら問題を解いても力はつきませんよ!
・勉強はしてるけど成績が伸びない
・塾に行っても全然成績が伸びない
など、勉強をしていても結果が伴ってこない方は、ここに大きな原因があるのかもしれませんね・・・
お手伝いしますよ!
「水田塾」は君の人生を応援する場所 塾長 水田
受験生の多くが進路が決まって、高校生としての準備の時期ですね。
あなたはどうですか?それぞれの高校からの課題を受け取った人は、順調に進んでますか?もしかしたら、高校の予習なんかをしている人もいますか?
ちなみに、当塾のある生徒は、「高校の予習をしたい」と自ら言ってきて、受験が終わった翌週から高校数学の予習してます。すでに、高校数学Ⅰの半分くらいは進みました。
それはさておき、私の個人的な考えですが、【受験勉強に一生懸命取り組んだあの時期より今のこの時期の方が差がつく】と思っています。理由を少し説明していきましょう。
もしも勉強を嫌々やっていた人は、受験勉強から解放された今、自ら勉強を頑張ろうなんてほとんどならないでしょう。
でも、勉強の中に楽しみや成功体験、成長する喜びや目的意識を見出せている人は、放っておいても勝手に勉強をします。
(うちの塾生がまさにこれです。)
一週間勉強しないと頭の回転が鈍る感じ、受験生でなくても試験前の一週間何も勉強しないと不安になるあの感情、多くの生徒が経験しているのではないでしょうか。
それがこの先も続くとなるとどうでしょう。想像してみてください。そうです、大きな差となって、高校生活に現れるわけです。
高校は中学とは異なり、同程度の学力層の集まりになるわけですから、受験の時には同じぐらいの学力だったのが、いつの間にか大きな差がついてしまうんです。もうお分かりかと思いますが、同程度の学力層の集まりだからこそ、一度落ちてしまうと、上がるのがとても大変なんです。怖いですよね。
嫌々組の方にとっては脅しに聞こえるかもしれませんが、事実です。ちょっとでも「マジかぁ、ヤバいな」とビビってくれたなら、受験期の十分の一ぐらいの習慣でいいので、自分で勉強する練習をしておくといいと思います。
本日も水田塾にお越しいただきありがとうございました。 今も重要だけど、この先の人生はもっと大事だからね。
前回は、「国語力」とはいったい何なんだ?と言うところをお話させてもらいました。
簡潔に言うと、【相手の求めるものを返す力】と言うことでしたね。さらに「国語力」には様々なパワーが含まれているので、とても「万能な力」と言うことでした。
さて本日はこの「万能な力=国語力」が活きる場所、使いみちについてお話していこうと思います。なお、多岐にわたって活用できる力なので、学習塾の塾長としての立場から絞ってお話しますね。
塾長としての話なので、まずは勉強のお話から(笑)
言わずもがな国語力は勉強においても大切です。大切どころか、すべての科目の基礎ともいえるぐらいの代物です。国語だけではなく、算数や英語や実技科目にだって大切です。
これまたわかりやすい例を挙げて、なるべくシンプルに説明しましょう。
勉強の成果をみられるのってテストのことが多いですよね。そのテストは「相手の求めているものを返す」ものです。まさしく国語力の本領発揮する場所ですよね。
口頭でも、ペーパーでも、コンピューターを使ったテストでも、あなたに何か求めてくるのは変わりありません。さぁ、国語力の出番。
「りんごは何色ですか?」という問いに正解するには、「りんご」や「色」といった語彙がなければいけませんし、「りんごは赤色」等といった知識も必要ですし、「いや、青い場合もあるな。ここで訊かれているのはどれのことだ」といった論理的思考能力も必要です。
国語力が低いと、相手の求めているものが読み取れなかったり、適切な答えが返せなかったりします。そもそも問題が何を言っているのかわからなかったり、「どんなとき?」って訊かれているのに「◯◯なこと」って答えたりするのはその典型です。
逆に言えば、国語力があればテストは楽になります。良いか悪いかは別にして、「ここは解の公式の単元だから解の公式使うんでしょ」みたいに相手の意図を読んだりすることもできますからね。
さらに、国語力は知識を入れるときにも役立ちます。テストの時だけでなく、普段の勉強やテストの準備にも役立つということです。下の図をご覧ください。
図の青い部分が「国語力」です。
ここがしっかりしていると、知識は積み重なっていきます。知識の土台のようなイメージですね。逆にここがしっかりしていないとせっかく入れた知識もどんどんこぼれていってしまいます。授業でもらった説明や知識が、あっという間に消えてなくなってしまうのです。
知らない言葉や読めない単語が覚えにくいのと一緒ですね。イメージができない得体の知れないものは脳がどんどん捨てていきますから、本来はつながって広がっていく知識も、各々が結びつかずにまるでザルに水を注ぐように落っこちていきます。
これでは、せっかく勉強を頑張っても、なかなか成果に結びつきません。だって、頭にストックされないのだから。
テストの際「わからない言葉が多い」「読めない漢字が多い」「そもそも読む気が湧かない」という方、また、テストが返ってきた時「あっていると思ったのに間違っている問題が多い」という方は、注意が必要です。勉強不足もあるかもしれませんが、国語力不足も疑いましょう。
もちろん科目ごとの勉強は大切ですが、その前に国語力をつけておかないと、いくらやっても伸びが悪くなってしまいます。それは勿体無い。
国語力の伸ばし方はまた後日アップするので、苦しんでいる方はぜひ参考にしてみてください。大丈夫。今このブログをここまで読め進めてこられた方には国語力の素質ありです。
なんて冗談っぽく言っている場合ではありません。このままではどんどん長くなってしまいます。次の使いみちに行きますよ!
「万能の力」国語力は、もちろんコミュニケーションでも使えます。
国語力が高い人は、「空気を読める」「会話が面白い」「聞き上手」「頭の回転が速い」「説明がわかりやすい」と言われることが多いです。
語彙が豊富で論理的な思考ができて表現も多彩なので、相手の話もわかるし、求めている返答ができるわけですね。理解も早く、何をやってもそこそこ習得が早いです。
逆に、国語力が弱い人は、相手の言っていることを読み取れず、自分の云いたいことを伝えられず、コミュニケーションが楽しめません。ひどい時には騙されてしまいます。そう、詐欺防止にも国語力は重要なのです。オレオレ詐欺対策にはぜひ国語力の勉強を。
めっちゃいいじゃん!国語力!と思った方、正解です。めっちゃいいんです、国語力。
この国語力の良さについて語ろうとすると、まだまだ文字数が増えることになるので割愛しますが、上記に挙げた以外にも国語力の活用のポイントは至る所にあります。また機を見ていろいろとご紹介していきますので、お楽しみに!
明日はいよいよ私立高校の入試ですね。
本日(2/4)から急に今年一番の寒さで、入試の2日間もとても寒いっぽいですねぇ。。。
まぁ、うちの生徒はそんな寒さに負けるようなことをしてきてないので大丈夫でしょう!
本日の生徒たちの顔を見ていても、少し不安と緊張に負けそうな子、もう吹っ切ってる感じの子、塾ではあえてクールを装ってる子など様々ですが・・・
水田塾でやってきた膨大な問題量や学習時間など思い出すと吐き気がするかもしれませんが、それだけのことをやってきたんですから、自信をもって明日明後日を乗り越えてくださいね!
試験会場の門をくぐるまでは、行儀が悪いかもしれませんが、ポケットに手を入れてホッカイロであっためておくといいですよ!試験開始で手が寒くて動かない!なんてことにならないために!
P.S.
「私立の試験が終わった当日は休みにするね」なんて言うと思ったら大間違い(笑)
さっそく今度は公立高校の試験に向けて再開するぞ!
本日も水田塾へお越しいただきありがとうございました。
実は生徒以上に緊張しているかもしれない塾長
「小さいうちからやっておいたほうがいい習い事や勉強ってありますか?」
塾の先生というお仕事柄、よく訊かれる質問です。原則的には、「〇〇さんの好きなことをやらせてあげてください。どんなことでも夢中になれるものがあるのは大切ですから」と伝えるのですが、よく付け加えてお伝えすることがあります。
それが「もし可能であれば、国語力を伸ばしておくと、高学年・中学高校や、将来が楽になりますよ」ということ。
本日はそんな万能な力「国語力」がテーマです。気になるその「国語力」正体に迫っていきたいと思います。
「国語力ってなんですか?」
文部科学省の審議会 答申
と、何やら難しいことを言っていますが・・・もっとシンプルに考えてみてもいいのかなと思います。
◯◯力というのは便利な言葉ですけど、とても抽象的なので、具体的な指示がないと結局のちの指導やコミュニケーションで困ることになるんですよね。ちなみに、「具体的」とは、お互いが同じものを思い浮かべられることをいいます。(実はこれも重要なキーワードなんですけどね)
ひとつ例に挙げるなら、「野球選手」と言うのが抽象的で、「大谷翔平」と言うのが具体的と言うことです。
余談が長くなりましたが、それでは早速その一言をお伝えしましょう。
私が考える国語力とは、「相手の求めているものを返す力」です。
(私の個人的見解なので、私と異なる考えの方はスルーしてくださいね。)
わかりやすい例を出して説明しますね。お母さんと子どものやり取りを想像してご覧ください。
母:「何食べたい?」
子:「筆箱!」
母:「えっ!?」
これは国語力のない会話の例です。相手の求めているものを返せていませんね。本当に筆箱が食べたいなら問題はありませんが、僕は今までそんな人を見たことがありません。
これを国語力のある会話の例に直してみましょう。
母:「何食べたい?」
子:「ハンバーグ」
母:「じゃあ今から作るね」
いつもの日常会話らしくなりましたよね。そう、国語力は勉強だけでなく、コミュニケーションにおいても重要な力なのです。
では、さらに国語力を高めてみましょう。どんなことが起こるでしょうか。
母:「何食べたい?」
子:「(そういえば昨日の晩ご飯まだ余ってるって言ってたよなぁ。お母さんも毎日大変だろうし、今日はこれでいいん じゃないかなぁ)カレー」
母:「(えっ!よかったぁ。)じゃあ今から準備するね」
どうでしょう、巷ではこれを「空気を読んだ会話」なんて風にも呼びます。リアルな親子間でここまで気を使う必要はないかもしれませんが、学校生活や、荒波が打ち寄せる社会の中では、こうした空気を読む力が必要不可欠になる時もありますよね。
さぁ、「相手の求めているものを返す力=国語力」の正体が掴めてきましたか。
また、この国語力の中には、さらに色んな力が含まれています。語彙力や論理的思考能力、表現力や作文力、インプット力、アウトプット力et・・・挙げればキリがないくらいです。
この「国語力」はこれだけ多くの力を含んでいるわけですから、本当に「万能な力」と言えるでしょう。
次回は、この力がどういった場所で使われるのか、またどのように鍛えたらいいのかなどについてお話していこうと思います。
本日も水田塾へお越しいただきありがとうございました。
「私自身も国語力をもっと高めよう」と決意する塾長
誤解がないように、最初に言っておきますけど・・・
何事においても、成果を出すにはそれ相応に時間をかけること、つまり【反復】が大切です。
今回の独り言は決して「何もしなくても出来るようになりたい」「楽してできるようになりたい」と考えている方に向けた話ではありません。そもそもの話、そんな考えで、物事が出来るようになると考えること自体甘すぎますよね。
「本当ならガッツリ時間をかけたいのに、部活や学校課題が多くて時間が足りない」
「いくら勉強をしても点数がとれない」
「机には座ってるんだけど・・・」
と言った、「やる気はある」「やろうと思っている」子どもたちに向けた話です。ご注意を!
現代の中・高校生は忙しいです。情報化社会の中で多くの情報にさらされるだけでなく、手元にはなんでもできるスーパーマシンである携帯電話!どんなコミュニティでも、最低限のつながりは求められます。部活も課題も多い。いくら時間があっても足らないですよね。今回は、そんなこんなで苦しんでいるあなたの参考に少しでもなれたら幸いです。
それでは、なぜ最初にパワーをかけるといいのか説明していきましょう。
それには、逆に最初にパワーをかけないとどうなるのかから説明した方がわかりやすいでしょう。
(こういった裏側を考える思考も学習においてはとても大切ですよね!)
大人も子どもも、私たちはなるべく楽をしたい、好きな事だけをしたい生き物ですから、多数の方が負荷を嫌がります。
その結果、時間的余裕があるものは、「まぁこれは後でいっか」と後回しにしがちです。
ただ長期的な目で見れば、これは楽ではなく、余計な時間がかかる原因になり、しんどくなるんです。
「あとでやればいいや」戦法は、時間や自分に余裕がある時は問題なくとも、期限がせまってきたり自分自身に余裕がなくなると、とても厳しい戦法です。
定期テスト勉強を例に挙げてみると・・・
時間や余裕があるときの「あとでやればいいや」戦法は、もうわかりますよね?(笑)みなさん、一度は経験されてると思います。かく言う私自身も経験ありですが・・・
そしてデメリットの理由としては、以下のことが挙げられます。
・提出用の学校ワークだけをする(最悪の場合、答えを写す事だけに時間を費やす)
↓
・自分の出来る・出来ない箇所のチェックに時間がかかる(そもそもチェックすらしない)
↓
・自分が出来ない箇所を自力でできるようにする対策に時間がかかる(そもそも自分では出来ない)
↓
結局【テスト前にやることに時間がかかる=本当に必要な事ができない】と言うことです。
しかも、1科目ならまだしも、中学や高校のテスト前というのは、5教科や9教科の内容が一斉に襲ってきますよね。
自分の出来る出来ないチェックには、一度自分で問題を解いてみて、その後再度自力で出来るか出来ないかを確認する仕分け作業です。「あとでやれば」戦法の場合、この仕分け作業が非常に多くなります。場合によっては、「出来ない箇所」がすべて見つからないままテストを迎えてしまうこともあるでしょう。そうなった場合の結果は・・・わかりますよね。
また、「仕分け作業」が終わったとしても、「出来ない箇所」を自力でできるようにする練習時間も必要です。「出来ない箇所」というのは、苦手な問題や難しい問題がほとんどでしょうから、想像以上にパワーがかかるんです。本番前にとてつもないパワーが必要となり、そこで満足してしまうんですよね。あと、シンプルに言えば疲れちゃいます。
「あとでやればいいや」戦法にはこれらのデメリットがあります。えらそうに言ってますが、私の経験談でもあります(笑)
では、逆にしてみたらどうでしょうか。
先に日々問題を解いておくと、「自分の出来る出来ないチェック」が容易になります。一度問題を解いているので、忘れちゃったところ中心に埋めていけばいいですからね。
また、「自力で出来ない箇所の練習」でも、苦手や不安なところが把握ができるので、そこだけに時間をかけて取り組むことができます。さらに、基本的に記憶というのは使えば使うほど強化されますから、最初に頭に入れたものを引っ張り出す回数が多ければ自然に記憶も強化されます。
結果、テスト前の勉強は最終確認という位置付けで、本当に時間をかけたい場所に時間をかけることができるのです。
テスト前に「出来ない箇所の練習」までいかなくても、「出来る出来ないの仕分け作業」だけでもやっておくと、自分に必要なものだけを集中的に取り組むことが出来ます!
ね。どっちが結果的には楽か、よくわかったでしょう。
勉強って、睡眠や食事と一緒ですよ!まとめてやったって意味ないんですって!!
本日も水田塾へお越しいただきありがとうございました。 結局は、【弱い自分との戦い】と言うことなのだ。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本年も、いろいろと独り言を語っていきますので、何か参考になれば幸いです。
新年一発目は、大人も子どもも共通した話題から行きましょう。
よくビジネスの世界でこう言われます。
「こうした方がいいと言われても実際にその行動をとるのは100人に1人である」
これは大人も子どもも関係なく、ほぼどのようなことにも当てはまるのではないでしょうか。
人間って失敗しそうなことにはなかなか能動的に行動できない生き物なんです。
「失敗したら嫌だな」とか「怒られるの嫌だからこうしておこう」「とりあえずみんなこうしてるから・・・」
だから、「こうした方がいい」とわかっていても、なかなかそれを実践できないのです。
だからこそ、その壁を乗り越えて実践・行動した人が勝者に成り得るんですよね。
それは「やる」側の人からしてみればラッキーなことでもあります。
だって、そもそもやる時点でのライバルが少なくなるんですから。
大切なことは、「やった後の結果」ではなく、シンプルに「やる」と言う行動・実践に意味があるんですよ!
(ここをよく勘違いしている人が多いですよねぇ・・・特に小中学生には)
ここで1つポイントを押さえておきましょう!!
「やる人」になるには、実際にやってみて、成功体験や「失敗しても大丈夫じゃん」というのをたらふく味わう必要があります。
すると心理的ハードルが下がって、やるのがどんどん楽になります。
つまり、最初の1歩だけなんです。その1歩であなたの人生が大きく変わるんです!
自分を一番見ているのは自分。そんな自分が自信を持てるような行動をしていきましょうね。
本日も水田塾へお越しいただきありがとうございました。 接する子どもたちには、どうか「やる側」の人になってほしい。そんな思いで塾をやっています。
2学期も始まって1ヶ月が経ちますね。残暑で体調を崩す生徒もいます。しっかり自己管理をしていってくださいね。
さて、2学期は学校行事もたくさんあり、部活でも秋の大会があったりと、なかなか忙しい時期です。もちろん一生に一度しかないものなので、こういった行事や大会は全力で取り組んでもらいたいものです。5年後、10年後にきっといい思い出になっているはずですからね。悔いのないように取り組んでください。
ただ、学習においてもとても重要なのがこの2学期です。中学数学を例に挙げるなら、中1は比例反比例、中2は1次関数、中3は二乗に比例する関数といった高校入試必須で、苦手な生徒の多いグラフを使った問題の分野です。期末試験では、この分野がメインとなることは確実です。
ただしこの関数の厄介なとことは、前学年の内容が分かっていないと、全く理解できない所にあります。つまり、中1の比例反比例が全く分からない状態の中2中3生は、授業に全くついていけないどころか、期末試験も当然点数がとれませんし、もっと言えば、高校入試もかなり危ないと言うことになります。
水田塾では、今中2生でもこの関数が全く分かっていない生徒は、中1の比例反比例の復習から取り組んでいるところです。何とか9月中に復習を終えて、10月から1次関数に突入していこうという計画のもと、生徒は部活などでしんどい中、なんとか頑張ってくれています。
部活もあって体育祭もあって、勉強もあって、残暑で体はダルくて・・・・でも遊びたいし携帯でいろいろしたいし・・・
その結果、体調壊しちゃうんですよねぇ。【時間配分、学習内容、自分の時間】これらを上手く計画し、実行していくことがとても重要になります。
「そんなの自分でできんし・・・」「うちの子怪しいなぁ・・・」と思われている方は、お気軽にご相談ください。