先日、卒業生から連絡をもらい、塾に来てくれてました。

「大学進学が決まりました」

おめでとうの言葉とともに、いろいろ質問してしまいました。

彼が塾を卒業したのは高校2年生の夏休み前。それからたまに連絡はとっていましたが、今回も久々の連絡でした。


彼は、小学生の頃から学校に馴染めず、中学生になっても思うように学校に行けなくて苦しんでいました。塾にも調子が悪くて来れない日もあって、心配をしたものです。でも塾に来たときは、問題量の多さに文句を言うことは多々ありましたが、基本的には一生懸命問題取り組み、何とか出来るようになろうと頑張っていました。

当時から授業中の様子はとても真面目で、最初は物静かでコツコツ屋さんでした。慣れてくると宿題の量に文句を言ってくるような実は明るく頑張り屋さんな、とてもいい奴でした。
きっと、だからこそ自分を追い込んでしまうようなところがあったのかなと思います。
・・・小中学生の時は、「自分」を吐き出せる場所がなかったのかなと・・・

中学校からは、「行くところがない」と言われていた彼が、自分の限界を超えて頑張った結果、見事高校合格を勝ち取りました。


高校合格の知らせを聞いたときは涙が出るくらい嬉しくて、彼も私も言葉が出ませんでした。そんな私たちを保護者の方が涙目で見ていたことを思い出しました。
そして僕が最も驚いたのがそのあとの彼の一言!

彼:「先生、明日から高校の予習したいです。」と!
私:「何を言ってるんだ?しばらくゆっくりしたらいいじゃん!頑張ったんだから!」
彼:「何か勉強楽しくなってきて、高校でも頑張って大学行きたい!
私:「・・・・・・わ、わかった。」

私は言葉を何とか絞り出した感じでした。保護者の方と目を合わせると、お互い言葉を失っていました。
まさか、彼からこんな言葉がでてくるなんて・・・


こうして彼は高校の予習を始め、高校でも学年で上位に入るほどの成績を収めるまでに成長しました。そんな彼が高2で塾を卒業してから約1年半後のことでした。
このご時世の一般受験ですから、きっと苦しい思いも幾度もしたはずです。模試で結果が出ることもあれば出ないこともあったでしょう。思ったように成績が伸びない、やってもやっても結果に結びつかない・・・いろんな逃げ出したくなることがあったことは容易に想像できます。でも、見事にやり切ったんだね。本当におめでとう。

勉強するという行為を通して、本当にたくましく成長してくれました。
保護者のような気持ちで、「本当に立派に成長してくれたなぁ」と感無量です!

 

なんだか元気をもらったご連絡のお話でした。

 

人は、強くなる。

いよいよ内申点の決まる学年末テストが各中学校・高校と発表になりましたね。水田塾では、今回の試験に向けて1月末から準備をしてきました。
試験範囲をあらかじめ予測して予習等をしていたので学校ワークや問題集もすでに何回も繰り返している生徒が多数います。そういった生徒の中には、少なからず同じ問題に対して集中力が切れそうな生徒も存在します。
そういった生徒には、中1でも中2でも関係なく、今回の中学の試験範囲になっている単元で、実際に愛媛県の公立高校入試で出題されているものを渡しました。


実際に高校入試の問題を渡された中2の女の子は、最初は「絶対に無理~、入試問題なんて解けるわけないし!」とよくあるワードを言っていましたが、「まぁ、今やってる内容と変わらないから見てごらん」と言うと、「あ、何か見たことある」と意気揚々とその問題に向かっていました。さっきまでやっていた学校ワークよりも内容は難しいのですが、さっきよりずいぶん集中して楽しそうでした。結果、この入試問題を挟んで、残りの学校ワークの一度間違えた問題を全て解き終えて帰っていきました。


彼女の姿から感じた定期テストの勉強時に入試レベルの問題を実施する効果を書いていきたいと思います。


1.入試の先取りができる


一つ目の理由が、入試問題の先取りができるということです。

いつかは必ず来る入試問題の先取りをできるというのは、悪いことではありませんよね。もちろん何でも先取りすればいいということではありませんが、敵を早く知ることができれば、戦いやすくなるのは間違いないです。

定期テスト時にそこまでのレベルを体感しておけば、いざ入試対策の時にも「あ、この問題やったことある」という状態から入ることができます。これは大きいです。

これは案外イメージしやすいメリット。


2.問題を解く=ワクワク感・親近感を得られる


個人的に重要だと思っているのはここです。

定期テスト対策中に、入試問題に触れることで、ワクワク感や自信を得ることができます。先取りをしているという「高揚感」と、クイズを与えられたようで疼く知識欲がそうさせるのでしょう。さらに問題と向き合えば、思考する楽しみや難問を解く快感を得ることができます。もちろん知識や新しい考え方もセットで。そこで生まれる成長もワクワク感につながります。
また、「入試問題なんてとても難しくて絶対に無理」と言う入り口が、問題が解けることによって間口が広くなり、抵抗が少なくなってきます。「ちょっと挑戦してみようかなぁ」なんて気持ちを呼び起こすんです!

人間って元々知的好奇心がある生き物ですからね。テスト勉強の合間ちょっと入り込む新たな刺客に、興味関心センサーが刺激されるんでしょうね。問題を解いているのに、頭も冴えてきて、心の力も充電されて、またテスト勉強にスムーズに戻ることができます。

そんなことを続けていくと、いつの間にか、勉強の休憩を勉強でするというなんとも素敵な勉強スタイルができるんですよね。


3.テストにも活きる


そして、言わずもがなもちろん定期テストの得点にもつながります。最近の各中学の定期テストでは、やはり入試を意識した出題傾向になっています。過去では英語の教科書の本文がそのまま試験になっていたため、ある意味教科書の本文をマル覚えしておけば、その時だけは点数が稼げた時代もありました。
が、現在はそうもいきません。入試問題を経験しておくと、見た事のない文章に対してもしっかり対応できる力がつくので、当然定期テストの高得点が目指せるわけです!


※注意点!!


ただし、ここで注意点。ただでさえ時間が足りなくなりがちな定期テスト前ですから、闇雲に入試問題に触れさせるのは良くないです。難しい問題をやればいいというわけではありません。

➀入試問題に取り組めるレベルの生徒であること
➁難易度の高い問題に意欲的に取り組もうとするメンタルのある生徒
⓷向上心の塊のような生徒

など、いくつかの諸条件が必要になってきます。

入試問題に挑戦することだけが定期試験の勉強ではありません。じっくり基礎固めをし、出来る問題は確実に正解するのも定期テスト期間の大事な役割です。

「難問を解けばいい」という感じではなくて、「もう入試までその範囲の勉強はしなくていい」と思えるように、その範囲を仕上げるイメージでいきましょう。そのための一つのアイテムが(テンションが上がりやすい)入試問題ということです。

それに細かい範囲のこともあります。入試問題は総合的な問題も多いので、例え同範囲からの出題に見える問題でも、解くのには中1や中2の定期テスト範囲では知り得ない内容が必要な場合もあります。ですから、闇雲に挑戦するのではなく、しっかりと問題を選択して、今回の試験範囲の内容に関連し、かつ既習範囲の考え方で解ける問題を選ばなくてはならないので、問題選びは信頼できる塾や学校の先生から出題してもらったほうが良さそうです。

以上の注意点を踏まえた上で、【入試問題in定期テスト対策作戦】が効果的に使えるといいですね。

いよいよ本番まで残りわずかとなってきました。どこの高校を受験すればいいのか、最終的に決定しなくてはいけません。「最終的な志望校の決め方」について、僕が思うところを記しておきたいと思います。主に志望校に迷っている高校受験生やその保護者の方向けです。少しでも参考になれば幸いです。

最終的な志望校の決め方


1 まず大事なことは、最後は自分で決めること

これからいくつか具体的な方法を示しますが、どんな方法を取ったとしても、最後には必ず【自分の意思で選択する】ということを決して忘れないでください。

この自分で決めるということの意味はものすごく大きいです。入試の結果がどうであれ、また入った後の状況がどうであれ、「自分が決めて」出た結果なら、たとえ思っていたのと違うときも気持ち的に踏ん張ることができます。

逆に、誰かが決めて出た結果にはどうしても言い訳がつきまといます。一度ついた言い訳はどんどんネガティブな方向へ向かいます。「だから言ったじゃん」とならないように、また、少しでもそんな風に思わないように、最終決定は生徒自身が行うようにしましょう。

まずこの大前提を踏まえた上で、いくつか具体的な方法を見ていきましょう。


2 最後の模試で決める

もしも公立高校をレベル的な要素で迷っているのであれば、1月に行われる模試の結果を見て判断するというのがオススメです。

愛媛県模試は、毎年多くの受験生が受け膨大なデータをもとに結果が出ています。またある程度の内申点も加味しているので、模試の結果が限りなく合否の参考に近いものになっています。

「これが本番」と思って最後の模試に臨み、その結果を見て判断しましょう。

ただ、模試の結果では届いていないけど「やっぱり諦められない」等の場合、その後に行う各塾での予想問題などの結果を参考にすることも可能ですが、その可能性については必ず信頼できる先生に頼り話し合うようにしましょう。その情報を元に、最後は自分で決めるのです。


3 数値化して決める

ここで僕がよく使う「志望校を考える際のヒント」に成り得る方法をご紹介しましょう。

それが数値化です。主に数値化するのは次の2つです。

まずは「行きたい度」。ここは生徒自身が決めます。100点満点で判断しましょう。公立、私立、全部含めて考えるとわかりやすいです。

次に「合格可能性」。これは模試の結果を参考にしてもいいですし、先生と話して決めても構いません。

これを棒グラフにします。

「よし、じゃあ高いからここ!」というわけではありませんが、こうやって可視化することで、考える際のヒントが貰えます。意外と、どこかに定めると、そこから本音が出てきたりするんですよね。

また、例えば図にすることで、行きたい度の一番手が第一希望の公立高校で、二番手が併願の私立高校だった場合、多少リスクがあっても心おきなくチャレンジできるよねという話し合いもできます。目に見える形で考えられるようにしておくと情報を整理しやすいです。

悩んだらぜひ試してみて下さい。


4 信頼できる大人と話して決める

生徒のことをよくわかっているのは、身近にいる大人です。

自分ひとりじゃなかなか決められなかったら、そんな信頼できる大人の話を聞いてみましょう。親でも学校の先生でも塾の先生でもかまいません。

具体的な高校名が出てこなくても、考え方のヒントが貰えるかもしれません。

そして、繰り返しになりますが、それを踏まえて自分で決めるのです。「◯◯先生が言ったから」では、良い高校生活は送れませんからね。


5 放課後の時間帯を見て決める

色々考えたけれどやっぱり決まらない。そんな時は、最終手段です。もう一度見に行きましょう

これを最終手段にしたのは、勉強時間が勿体無いのと、体調不良を心配してのことです。しかし、どうしても決まらないのであれば、答えを見つけにいきましょう。

実際にその高校に行く交通手段で放課後にぶらりと近くまで行き、学校の雰囲気や先輩方の帰り道の様子を見るだけで、説明会や文化祭などとは違った、その学校の素の顔が見えてきます。

3年間通うことになる場所ですからね。迷ったら、足を運んでみる。本来の学校の姿が見えてくるかもしれません。
ただし、外は寒いので防寒対策をしっかりした上で、安全面、体調面などを考慮したうえで、最後の最後の頼みの綱として試してみて下さい。

まとめ


迷うことは決して悪いことではありませんが、迷う時間が多ければ多いほど、勉強時間は減ってしまいます。それも危機感が高まって一番伸びる時の勉強時間が。

ですから、もしもなかなか志望校が決まらずとも、その決め方を「これで決める!」と腹を括って、「今はやるべき時」と勉強に向き合い、手を動かす時間を増やしましょう。それが選択肢を増やす一番シンプルな方法です。

勝負の時は近いのですから。

来年1月より、高校生の学習コースを新たにスタートします。

今回スタートする高校生の学習コースは【大学受験】を目的としたコースではありませんので、ご注意ください。

今回新しく始まる高校生コースは、

➀学校の授業にとにかくついていけない
➁高1の授業から全くわかっていない
⓷応用問題以前に、とにかく基本の徹底をしたい

と言った生徒に限定させていただきます。
ようするに、とにかく基本が全くできていない、学校の授業に全くついていけない、とにかく何もわからないので基本のキから始めたい・・・と言った方限定になります。

先着10名様限定となります。すでに4名ほどご予約入会をされている方がいますので、残り6名様となります。

学習可能教科は、数Ⅰ・A、数Ⅱ・B、英語、化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎、社会、国語になります。

基本的には、映像授業で反復練習、確認テスト、間違えた内容の学習を繰り返していきます。
学習計画や進め方などは、塾で計画を作成しますので、お子さまは学習計画にのっとって勉強を進めていくだけになります。

ご興味のある方は、お早めにご連絡下さい。

水田塾

音読の効果大全。音読の効果とコツをまとめました

突然ですが、みなさん音読していますか?

え?してない?

それは勿体無い!音読は、大人にも子どもにもとっても良い効果があるんです。今回はそんなお話をしていきましょう。


音読の3つの効果


早速音読の効果について見ていきましょう。いろいろな効果がありますが、今回は3つに絞ってみます。あくまでも個人的な意見ですので、参考程度にご覧ください。「いいな」と思ったら是非試してみてくださいね。

★記憶に残りやすい★

まず最初の効果は記憶に残りやすいこと】です。うん、これは助かりますね。

勉強には暗記が必要不可欠です。その暗記が音読するだけでやりやすくなるなら、願ったり叶ったりですよね。
では、なぜ音読すると記憶に残りやすいのでしょう。

いくつか理由があります。

一つ目は、情報量です。単純に、黙読よりも「音」という情報が加わって、頭に残りやすくなります。五感を使えば使うほど記憶には良いと言いますから、「聴覚」「視覚」「触覚」まで使える音読はなるほど効果的っぽいです。読みながらイメージまで持てると尚良しですね。

二つ目は、リズムです。言葉にはリズムがあります。そのリズムとセットで頭の中に入れることで、記憶に残りやすくなります。九九や語呂合わせなんかそうですよね。口が覚えているというやつです。何十年も前のことでもリズムで思い出せちゃいますもんね。

僕らの時代だと「YAH YAH YAH」や「リンダリンダ」「夢想花(これは世代ではない)」、今だと「うっせえわ」といった繰り返す系の曲でも、いちいち何回繰り返すって覚えて歌ってないですよね。リズムに合わせて言葉を当てはめているだけです。リズムって楽ちんなんです。

★健康に良い★

続いての音読の効果は、なんと康にいいこと】です。

音読をすると、脳の前頭前野が刺激され、記憶力や理解力が上がると同時に、「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されやすくなるそうです。セロトニンにはイライラを抑えたり、自律神経を安定させる役割があるといいます。なんとそんな効果があるとは、いいことだらけですね。

たしかに、カラオケとかストレス発散にいいですもんね。(これは関係ない?!)最近行けてないなぁ(これはもっと関係ない)。でも、リズム良い文章を読んだ時の謎の爽快感や気持ちよさはこのことが影響しているのかもしれません。

★読解力の向上になる★

3つ目の音読効果は、解力向上につながる】ということです。

音読をすると、漢字の読み方や文章の切れ目を意識しますよね。黙読にありがちな飛ばし読みもできません。丁寧に文章に触れることになります。これが読解力つまり相手の求めるものを読み取る力を大いに成長させてくれるわけです。

よく問題文を最後まで読まず、求められている答えじゃない回答を出してしまう子がいます。こういう子は、「読む」ではなく「見る」に近い姿勢で文章に触れているんです。これではいくら問題を解いても相手の求めているものを返すことができません。

音読をすることで、「見る」を矯正できます。文章から、最大限のヒントを得られるようになるわけですね。
凡ミス防止に超効果的です。

また、音読は自ら取り組む「能動的な学び」です。能動的な学びは学び自体を楽しくし、その効果も促進させます。まさにいいことづくめ。


どうですか?

音読やってみたくなりましたか?

さて、こんなに効果のある音読も、雑にやってしまってはただの時間の無駄になってしまいます。というわけで、最後に、音読をするときに心掛けたいこと、6つのコツを説明していきましょう。手短に。

音読の7つのコツ


箇条書きで一気にいきましょう。

  1. 間違いを恐れない
  2. わからない言葉は調べる
  3. 感情を込めてやる
  4. 人がいるところでやる
  5. 繰り返す
  6. 人の音読も聞く

言われてみれば当たり前のことばかりだと思いますが、一応注意すべき部分に説明を加えていきましょう。

★間違いを恐れない★

これは音読をするときの心構えです。なんでも最初にやるときは誰でも下手くそなもの。「自分はうまくできないから」をやらない理由にするのはやめましょう。うまくできないからやるのです。

もちろん「わからない言葉は調べる」ことは大事ですが、まずは気持ちよく読むことが優先です。失敗を恐れず、一回目は音合わせやリハーサルの感覚で気楽に読みましょう。続けていけば必ずうまくなりますから。

★人がいるところでやる★

音読初心者の場合、自分の間違いに自分一人ではなかなか気付けません漢字を間違って読んでも、英文を間違って読んでもスルースキル発動で読み進めていってしまいます。

これでは音読の効果半減です。

できれば、自分の信頼できる人を近くにおいて、音読をしましょう。保護者の方や先生がオススメです。音読やったことを褒めつつ、ミスを修正してくれる人がいいですね(当塾では、全て正しく読める状態にすることを第一の目標としています)

★繰り返す★

なんと言っても大切なのは、繰り返すことです。一度読んで覚えるなんて期待しないでください。何度も何度も繰り返し音読することが重要です。なお、少し繰り返す時間を空けると効果が増します。


水田塾では、小学生も中学生も、まず音読することから始めます。算数の問題文、国語の文章、数学の文章題、英語の問題解答などすべて声に出して取り組んでいます。音読の効果についてはいろいろとお話してきた通りです。

覚えることに音読が効果的な理由は、みなさんが母国語をどうやって覚えてきたか思い出せるとわかりやすいですね。多くの人が発声とともに言葉を覚えてきたと思います。つまりは、それが一番効果的な覚え方ということですね。

保護者の方からご質問が届いておりました。                 


端的に言えば、「頑固で我がままで、言うことを聞かない我が子。明らかに間違った勉強(エア勉強)をしているように見えるのに言っても変わらない。無理に変えようと思っても不貞腐れて余計にやらなくなる。どうしたらいいものか」というものでした。


これ、あるあるですよね。どのご家庭でも。どの年代でも。保護者にとって、永遠のテーマともいうべき難題です。
実際多くの塾の先生に聞いても「頑固な子は伸びにくい」と言います。素直に新しい学習方法を取り入れて、やり方を変えていける子はそれだけ成長もスムーズです。しかも、本当にただ頑固なだけならいいのですが、「楽をしたい」「できるだけさぼりたい」ための偽物の頑固なら、余計に良い方向にはいかないですよね。

そういう場合、本人はなるべく「勉強しない理由」や「いいわけ」を探しているわけですから、周りがアドバイスをしようものなら「しめた!これで怒ってくれれば勉強しなくていい!」と怒ったことを逆のチャンスにしてしまうだけです。
(こういったところは頭の回転がはやいんですよねぇ)ですから、いきなりの行動変容は難しいでしょう。


ここまでを踏まえて、オススメの解決策は以下の3つです。

1.目的目標の擦り合わせ

2.デッドラインの設定

3.誰かに頼る


まず最初は目的や目標の擦り合わせです。目的や目標というのはこれから行く道に立てる旗のようなものです。志望校や学校の成績、テストの点数など、勉強においては旗を立てやすい指標が沢山あります。

<参考>
目的とは「成し遂げようと目指す事柄」を指し、目標とは「目的を達成するために設けた目当て・目印」を指します。
どちらも目指すべきものという点では同じですが、目的が物事の最終地点つまり終点であるのに対し、目標はそこへたどり着く途中段階であるという違いがあります。
具体例をあげるなら、中学生としては「高校受験(志望校)合格=目的」、「期末試験で400点を超える・通知表で4をとる=目標」と言う感じになります。

まずは、本人の心の中に旗を刺せるポイントがあるのかどうかを確認です。もし旗を刺せるポイントがあれば話は早いです。その目的や目標のために何が必要かが逆算できますから、そこを軸に勉強方法についての話し合いができますね。

「〇〇高校に行きたいなら、内申をこうしなくちゃいけないみたい。今のままだとこの辺だね。どうしようか」といった具合に行動変容への働きかけができます。一方通行や押しつけではなく、あくまで本人主導で答えが導き出せると最高ですね。「私はあなたの味方」というメッセージもちゃんと伝えてあげてくださいね。

しかし、「楽をしたい」「別に目的目標なんてないし」「勉強なんてめんどくさい」という子の場合、この旗を立てるポイントがほとんどないことが予想されます。


その場合は、強権を発動するしかありません。目標がないなら、デッドラインを作り出すのです。保護者の本気の出しどころです。

「オール3を切ったらゲーム禁止」「オール4を下回ったらスマホ解約」のように条件を設定しましょう。お金は保護者が出しているわけですからその権利はあるはずです。いつもとは違うトーンで話を切り出してください。本人も納得感の持てるデッドライン設定がオススメです。

ただし、感情的に一方的に、命令口調でお子さまに言うのはダメです。ついつい感情的になってしまう保護者の気持ちもわかりますが、「あなたが大切だからこそ」「心配しているからこそ」というフォローは忘れずに!!
いきなり言うのが難しいようであれば、「学校の課題が終わったら、1時間ゲームしてもいいよ」と言うような言い方もありです。この場合は、必ずご褒美の時間を設定してください。その約束を守らない場合は、禁止です!

こうしてデッドラインの設定できたら、結果を出さなくちゃいけないわけですから、「楽をする勉強」から「効果が出る勉強」へのシフトチェンジのチャンスです。

ここまでお話ししたのは、「手段を変えるならまず目的・目標から」というやつです。


ただしただし、これを保護者の方がやってもうまくいかないケースがあります。特に中学生くらいのお子さまの場合、保護者様をなめてかかってきますから、まともに話をしてくれないケースがほとんどです。
その場合は、第3者(学校の先生や塾の先生)を上手に使いましょう

逆に、周りの大人に協力してもらっても本人が楽を選ぶ場合は、今は行動変容のタイミングではないのかもというケースもあります。ただしその場合も、いつまでこの状況が続くのか、もしこの状況がいついつまで続けば、こう言った状況になるんだよ!と言うことをお子さまに伝える必要があります。しかし、なかなかそれを保護者の方がお子さまに話をすることは困難だと思います。やはり保護者の方も感情的になりますし、お子さまも素直に耳を傾けるとは考えにくいです。
ですから、そこも含めて、信頼できる人に相談できるといいですね。

保護者の方が一人で抱え込んでいてもモヤモヤは晴れないですし、なんなら保護者の方のモヤモヤが晴れるだけで解決する(子供の行動が変わる)こともありますからね。

 

より良い道を模索するというのが大切。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

水田塾長 水田

 

やってもやっても成績が上がらない勉強のやり方
「エア勉強」の10の事例と対策まとめ

エア勉強は、やった気にはなるけど成果は出ず、「私は勉強できない」と勘違いしちゃう悪魔の勉強法です。

まずはいくつかその事例をご紹介していきましょう。適宜追加していきます。あえて辛辣に書いているのは、インパクトを強くするためです。ご了承ください。


エア勉強1 何でもかんでも5回書く修行


3回とか10回とか色んなパターンあり。漢字を覚えるために何回か書く(よく中学校の課題にあります)、英単語をただ書くなど、目的があるならまだしも、とにかく書くだけ!覚えているものも無駄に書く。ほとんど勉強時間ではなく作業時間

エア勉強2 赤ペンで答えだけ書く謎の風習


よくいる。答え合わせの時に、赤ペンで答えを書いて満足しちゃうやつ。赤ペンで答えを書くだけで成績が上がるなら、それはもはや魔術。解いて丸つけまではただのチェック。そこから自分ができていなかったところを「できる」に変える過程こそが真の勉強ということを心に留めておこう。

エア勉強3 できるところばかりやる無双タイプ


できることをやるのは気持ちがいい。それはわかる。しかし、できることをいくらやっても得られる成長は少ないものだ。できないことをできるようにするのが勉強だからだ。もしもあなたが中学生なら、いくら九九を練習してもテストの得点が上がることはないということが想像つくだろう。できるかどうかギリギリラインのことに挑戦しよう。できなかった問題には印をつけて、解説を読み込んだ上で再度挑戦しよう。そこにあなたの成長チャンスが眠っている。

エア勉強4 読めないまま覚える高等技術


英単語や漢字を読めないまま字面で覚えようとする子どもたちが多くがいる。逆に大変で、点数にも成長にもならない。赤ちゃんは、書くことよりも「読む・聞く」ことで日本語を習得していく。読めない言葉をどうやって覚えるのか・・・不思議でならない。

エア勉強5 もはや見にくい七色カラフルノートまとめ


そもそもノートまとめで学力を上げるのは非常に難しい。なるべく問題を解こう。ノートまとめが提出で仕方ないとしても、色ペン使いまくりは時間のロス。テンションは上がるかもしれないけれど学力は上がらない。色はニ色で十分。

エア勉強6 やる気に任せてみる


これはなかなか高度なエア勉強。はじめのうちはやる気を使ってやるのも仕方がない。しかし、それでは続かない。続かない勉強など意味がない。より高いレベルに行きたければ学習習慣・学習計画を利用しよう。

エア勉強7 眺めるだけの天才風勉強


稀に眺めるだけですべて覚えられるという天才がいるが、あなたがそうでないのなら、無理するのはやめよう。紙でも動画でも、ボーッと眺めていたところで時間が過ぎていくだけだ。覚えたいものがあるのなら、愚直にテストを繰り返すのだ。自分自身に負荷をかけなければいけない。

エア勉強8 頭に負荷をかけない見ながら写しゲーム


多くのテストは何かを見ながらは解けない。写すのを練習しても無意味。自分の頭に知識を蓄えよう。筋トレと一緒で、負荷をかけなければ成長などしない。自分の頭に負荷をかけて覚えて、その後問題演習で使い方を確認するべし。

エア勉強9 足の引っ張り合い


「友達と一緒に勉強してくるー」と言って、実際にやるのは難易度が高い。仮にできたとしても、結局一人でやる方が効率的だったりする。友達と一緒なら、遊ぼう。

エア勉強10 勉強の中身じゃなくて眠気と戦う


机に座って、教材を広げて・・・自分自身は夢の中。何も言うことはない。寝なさい。体調管理は自分自身の仕事だ。

突然ですが、私には忘れられない生徒がいる。


前職の頃、僕が入会の面談をしたその生徒は、お母さんに嫌々連れてこられた感じがMAXの状態で僕の前に座った。おどおどしたお母さんが、僕にいろいろと質問をしてきて、その都度お母さんが子どもに確認をしてみるが、うんともすんとも言わず、ずっと無言で表情一つ変えずふてくされている様子だった。もちろん僕の質問にもほぼ無視を決め込んでいた。今の僕であれば、すぐには入会させないだろうな、入会させても意味ないだろうなぁ、という生徒だ。

学校でもそんな感じなのだろうか、1と2しかない通知表に慌てたお母さんが、塾の申込書に印を押した。その子は明後日の方向を見ながら、壁に貼られた卒業生や保護者のコメントの掲示物をつまらなそうに眺めていた。最悪クーリングオフだなと僕は覚悟していた。


授業初日。彼はなんとか来た。本当に「何とか」「とりあえず」という感じだったので、筆記用具とノートは忘れた。本来なら「何しに来たんだ」「取りに帰りなさい」と叱るところだけど、「よく来たなぁ」「ありがとう」という褒め言葉が自然に口から出た。僕の本音だったのだろう。

数学の授業だったのだけれど、計算はやっぱりあやしくて、どこまで戻ってやりなおそうかと考えていた。何よりも気になったのは、勉強に向かう姿勢だった。頭を使うことを、考えることを、勉強を、拒否しているように見えた。

僕はたまらず帰り際に呼び止めた。こういう子はお母さんがいない方がよく喋ることを知っていた。誰もいないところに行って、開口一番「塾嫌なのによく来たじゃん」「今日はえらかったなぁ」と改めて褒めた。彼は小さく頷いた。

「でも、本当に本当に嫌なら、俺からやっぱり塾はやめようってお母さんに話してみようか?」

あえて一人称を俺にしてみて、味方感・お兄ちゃん感を出してみた。それと同時に、彼の本音のところを探りたかった。彼は、少し戸惑いを見せたが、彼の表情から、僕は「あ、なんだ、そういうことか」と腑に落ちた感覚を持ったので、もう少し話を続けてみた。

「まぁ、本当に何が何でも絶対に嫌だ!って感じじゃないんなら、もう少し試しに来てみたら?案外できるかもしれんしね。もちろん、とりあえずでも、みんなやんなきゃできないんだけどさ(笑)」と言いながら、「ポンッ」と軽く背中を押して帰宅させた。


彼は次の授業にも来た。今度は筆箱とノートも持ってきた。フル装備だ。

今度は教室に友達を見つけたせいか、テンション高めで講師とも会話が続いた。好きなスマホのゲームか何かの話で盛り上がっていた。その後も通塾は続いた。何よりも、教室で笑顔を見せることがとても多くなった。
もちろん学校の内容に追いつくのには時間がかかるとわかっていたけれど、彼の能力自体は悪くないように思えた。

通塾に慣れた頃、「次の定期テストではまだ結果は出ないと思う。でも、その次が結果を出すチャンスだな」みたいな話をしたときに、一瞬だが彼の目に光が宿った気がしたから、僕はあえて突っ込んだ。

「なぁ、なんで勉強嫌なの?」

「はい、嫌な理由とりあえず思いつくまま言ってみて」と、どんどん挙げさせた。「面倒臭い」とか「だるい」とか「おもしろくない」と、次々出てくるありきたりな言葉の中に、ふと気になる一言を見つけた。

「どうせやってもできないってわかるのが嫌」

一生懸命頑張ったのに、できないのが嫌。できない自分を自覚するのが嫌。どうせできない、カッコ悪い、恥ずかしい。
運動音痴な子がみんなの前で走るのを嫌がるのと同じ感覚みたいなのも入ってるかな。ちょっと違うかなぁ・・・。

広がったその想像が合っているかどうかはわからなかったが、その一言が気になったから、会話の最後に付け加えた。
彼は野球部に所属していたのでそれっぽく。

「さっきも言ったけど、次の次のテストでは、いい点を堂々と狙っていっていいからな。三振しても、打席に立つことに価値がある、だろ?狙わないと結果はついてこないよな」

刹那の笑顔の後、「あいよ」なんて恥ずかしそうに言いながら、彼はそそくさと帰っていった。でも、その会話の少し前ぐらいから相性が良い講師が見つかったこともあって、彼が頑張っていたことを僕は知っていた。なんだか目の奥にちょっとした希望が映っているように見えた。


時が経ち、受験の頃には数学は得意科目になっていた。無事に志望校に受かって、挨拶に来てくれたとき、「ありがとうございました」とニコリと笑った彼の顔を今も覚えている。「お前、最初の日と随分違うじゃねぇかよ」と茶化したことを今でも鮮明に覚えている。


もしかしたら、初めて会った頃、彼は真っ暗な場所に居たのかもしれない。でも、もしも今彼と同じ場所に佇んでいるような子がいたら、どうか知ってほしい。

暗闇の中にいると、だんだんそこが居心地良くなって、明るい場所が眩しすぎて、あえて遠ざけてしまったりする。大人だって、僕にだって、そういうことはある。

でも本当は、すぐに光に手が届く場所に居るんだよ。

手を伸ばそう。前へ踏み出そう。

ちょっと最初はきついけど、大丈夫、またすぐ目は慣れる。

光に向かう姿勢を持て。

自分にもそう言い聞かせながら今日も一日頑張っていきます。

でも、光を浴びすぎて疲れちゃった時には、たまには暗い場所で休んでもいいよね。

水田塾長

「やる気」。

勉強やお仕事に必要なもの。どんなに良い方法があっても、それを実行しなければ、成果は生まれませんよね。

【やらなければ、何も生まれない】だから、「やる気」は重要です。「勉強はやる気じゃなくて、計画的に習慣でやることが大切なんだよ」と言う僕も、やる気に引っ張られている部分もあるかもしれませんね。

基本的には、何かをやれば出てくるのがやる気です。逆説的ですが、それが一番やる気の出る方法。

では、他にはどんな「やる気」の上げ方があるのでしょうか。それが今日の本題です。試しに、比喩を使って考えてみましょう。


それをぐんぐん伸ばすには、光や土やエネルギー、それに水が必要らしい。

光とは、希望のこと。目標や目的とも言い換えられる。大きな光源を見つければ、そこに向かってスクスクとそれは育つ。強く願う目標が出来れば、簡単に幹が折れることはない。少しの間であるならば、 暗く深い闇の中でも耐えることは出来る。

土とは、環境のこと。良い環境でなければ枝葉は枯れてしまう。仕組みを作ったり、仲間を増やしたり、ルールを変えたりして、快適な環境を整えよう。土が腐っているのなら、そこから逃げるのも得策だ。

エネルギーとは、情報のこと。プラスの情報を集めてワクワクしよう。マイナスな情報は危機感として使おう。対話を通して、様々な養分を取り入れ、背をぐーんと伸ばし、広い世界を知ろう。

水とは、充実感や達成感のこと。自分がやっていることへの自信や成果。ただ、すぐに消えてしまうので、定期的に取り入れるサイクルを創り出そう。供給を欠かさなければ、やがて大きな実りを生むだろう。

「やる木」は、「やる気」。

育てば育つほど、出来ることは広がっていく。その土地は、どんどん豊かになる。大きな木の周りには、大小様々な木が育つ。つながった根は強固な地盤を生み、やがてたくさんの花を咲かすだろう。世界は彩り豊かになっていく。

君の「やる木」と僕の「やる木」、 近くに植えたらさ、一体どんなことができるかな。


そういう意味では、私の仕事の一つとして、生徒の「木を育てる人」とも呼べますね。
土を耕し、光を見つけ、水をやり、養分をあげる。強い風が吹き荒れる中でも、折れることのない強さを持った木を一緒に育てていきましょう。

そうそう、沢山の木が育てば育つほど、空気は澄み、世界は彩り豊かになっていきます。まずは自分自身の木を強くして枝葉をたくさんつけ、たくさんの木を周りにたくさん植えられるようになると、さらに豊かな自分を形成することができますよね。

そして、その「やる気」を使って、習慣や仕組み、パターンを一緒に作っていきましょう。

水田塾長  水田

今年の水田塾夏期講習でのとある一コマの写真です。
一見すると、ごく普通の授業風景に見えてますが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


実は・・・

ホワイトボードで教えているのは、座って聞いている生徒と同じ水田塾の『生徒』なのです。先生じゃないんです。

塾業界に身を置いて以降ずっと気になっていたことが、
「生徒は先生の話を真面目な顔をして聞いているが、本当に理解しているのだろうか?」と言うことでした。学校の授業でも「真面目に授業を受けている」の意味がちょっとずれているのではないか?と言う問題です。


「黙って静かにノートをとっている」=「真面目な生徒」となっているような気がしてなりません。


では、「真面目な生徒」=「勉強ができる」は成り立つでしょうか?
答えは簡単ですよね。「NO」です。


・「学校の面談では、担任の先生に特に何も言われません。真面目に頑張ってます。」と言われる保護者の方いませんか?
なのに、テストの点数は平均点以下、成績は下がる、家では勉強しない・・・なんてことありませんか?


そこで、★水田塾で取り入れている方法のご紹介★です。

水田塾では、生徒がわからない問題を聞きに来た時、まず私が指導します。その時も、「なぜこうなると思う?」「どう考えて間違えたんだと思う?」など、本当に生徒自身がわかっているかどうかを確認しながら指導します。
そして、生徒自身がもう一度私に「自分がどういった間違いをしていて、どう考えたら正解したのか」を説明させます。


★★重要なのはここから★★
そして、同じ問題を他の生徒が聞きに来た時に、私が先に指導した生徒が他の生徒に説明をするのです。
「人の話を聞いただけでは、絶対に身についていない!」「人に説明できて初めて理解していると判断できる」からです。
自分がわからなかったことや出来なかったことを人に話すときは、自分自身でしっかりと考えないと、絶対に説明できません。冒頭にも書いたように、静かに黙って先生の話を聞いている「真面目そうな」だけでは絶対に説明できないのです。
人に伝えるためには、「自分で考える」と言う行為が必要になり、また話を聞いていたときは理解できていたつもりでも、実際に自分で話してみると意外と理解できていなかったな、ノートに書いてたけど見てもよくわからないな、なんてことが多々あります。そういったことに気づくことによって、これから先生の指導を受けるとき、学校で授業を受けるときなど、ただ何となく話を聞くのではなく、どういったことを聞けばいいのか、何をノートにメモしておけばいいのかなどを考えるようになり、学習効率が格段にアップするのです。


ただ、当然最初からみんながみんな出来るわけではありません。むしろ出来なくて当然です。このような経験がありませんからね。学校でも絶対にこうしたことは行われていません。
しかし、この手法を身に着ける練習をしていくことで、学習効率のアップ、自分で考えるということ、人にモノ事を伝える難しさや大切さなどを身に着けていってほしいと考えています。
これは必ず将来に役立つ力だと思っています。

本日も苦戦しながら、受験勉強や予習復習を頑張っている生徒と一緒に、私も頑張ります!!

水田塾長   水田