
『暗記』が苦手な子がやるべきコツ!「今日から簡単にできる暗記術」

テスト前になると「暗記が無理~、こんなの絶対覚えれんわ~」という子が多くなる気がします。
そういう子たちに暗記の方法を聞くと、「ただただ穴埋めを覚えていく、黒太も字だけ、公式だけ、とりあえず読むだけ」というやり方。暗記への苦手意識もあってなるべく情報量を減らして、少ないものを覚えようとしているんですね。でも、実はそれって逆効果なんです。
何かを覚えたいなら、【情報量を多くして頭に入れる(関連することを増やす)】といいぞ!とアドバイスしました。
よく勉強のことはなかなか覚えられないのに、鬼滅の刃のストーリーや登場人物は全部すらすら言えたり、アイドルグループのメンバーことやゲームのことならスラスラ頭の中から情報を出せる子がいますが、理屈はその覚え方と同じなんですよね。
ようするに、覚えられていることってだいたい情報が多く、いろんなことに関連図けて記憶の中に入れているので、なかなか頭の中のゴミ箱へと落ちていかないんです。
例えばザルを脳としたとき、小さな米粒をいくら大量にためても結果的にふるったら全て落ちていきますが、その米粒をおもちとくっつけて大きくしておけば、絶対にザルの隙間から落ちることはありません。
つまり、覚えられない人は、覚えるための行動が出来ていないと言うことになるんです。ですから、いくら時間をかけても目詰まりした米粒が残る程度、要するにほとんど記憶として残らないと言うことなんですよね。悲しいことに・・・
では、そのために何をすれば良いのか。答えは簡単です。あなたが好きなことをしている時を思い出してください。
例えば、「鬼滅の刃」をどのようにして見ていますか?主人公の「竈門炭治郎」と言う名前だけを覚えようとしますか?まずそんなことはありませんよね。禰豆子、善逸、伊之助はもちろんのこと、柱を全員覚えたり、必殺技を覚えたり、敵の鬼や上弦の鬼を全部覚える子もいるしょう。他にも・・・
こんな感じで多くの情報量を頭に入れますよね。これと同じことなんですよ。
だから、「暗記できない、こんなの覚えれない」なんてことは、絶対にありえないんですよ!
さらにテクニック的な事を言うと、これも簡単なことです。すでにあなたはやってますからね(笑)
何かと言うと、専門用語では「アウトプット」、簡単に言うと、「誰かに伝える」という行動です。
さぁ、友達と鬼滅の刃の映画を見たあなたは、どのような行動をとりますか?
みんな同じ行動をとると思いますよ。では、声を合わせて、せーのッ!!
「お互いに、感想を言い合う」ですよね(笑)
これが、アウトプットなんです。映画を見た記憶を、お互いに脳から思い出して、それをお互いに伝えあうと言う行動。
人間の記憶は、「想起する(思い出す)」ときに強化されるんです。
考えてみてください。楽しいことや好きな事をしたとき、友達や親につたえませんか?そして、それがその時の情景とともに、記憶として残っていくんです。
勉強の話になると、なかなか親や兄弟に伝えることはないかもしれません。
それならば、自分自身に話しかければいいんです。
例えば、一度覚えたことを声に出していってみるとか、「もう一人の自分に語り掛ける」とか!
うちの塾ではよくやってます!
本日も水田塾へお越しいただきありがとうございました。 やり方を改善すれば成長が早くなって楽しくなるかも。
















