
入試結果のご報告!と一言➀
大変遅くなりましたが、2024年度の水田塾の入試結果を簡単にご報告させていただきます。
それぞれ合格を勝ち取った生徒には、一人一人思い入れがあります。
簡単ではありますが、合格までの経緯を少しだけ話させてください。
大学入試:愛媛大学法学部
高校入試:松山中央高校・松山工業高校・伊予農業高校・新田高校
<愛大に合格した生徒>
この生徒をA君としますね。A君は中学からずっと見てきた生徒ですが、そもそも中学にあまり行ってなかったので、高校入学が厳しいと学校で言われていた生徒でした。勉強は全くできなくて特別勉強をめっちゃ頑張る!というタイプでもありませんでした。まず塾で始めた内容は小学校の分数(約分や通分)からでしたねぇ。最初は、塾だけで勉強して家での課題はやったりやらなかったり・・・それでも塾には毎回ちゃんときてその時だけは集中して勉強してました。最初の数か月は、「どうせ高校は無理だから、まぁなんとなく勉強しとけばいっか。」くらいの考えでしたね。A君自身も、高校は諦めてた感がありました。
小学校の復習が終わって中学内容に入ったころ、「やっぱり高校に行きたい」とA君が言い出したんですよね。私もお母さんも、A君自身からこの言葉が出てくるのを我慢してずっと待ってました。そこから、高校入試までの残り期間、必要な学習内容、月・週・日での塾と家庭での学習計画を一緒に作成し、それをひたすらやっていきました。僕自身大変だったなぁと言うのがありますから、やってたA君は本当に大変だったと思います。それでも何とか高校に合格できたんです。それはそれは、僕もA君もおおはしゃぎ、お母さんは涙を流しながら喜んでくれました。ここでさらなる驚きが待ってたんです。
高校入試すら怪しかったA君が、合格当日に「先生、国公立大学に行きたい!」と言い出したんです。耳を疑いましたよ。「おいおい、今日くらい喜びにひたれよ!」って。
そして次の日から国公立大学に向けた3年間の学習計画概要を考えました。もともと学力の高い生徒ではないので、中学時代は高校に合格するための戦略的な受験勉強でした。なので、「大学入試に向けてはイチからしっかりやり直していくぞ」を二人でめちゃくちゃ気合を入れて計画を作ったことを思い出しますねぇ。ただ、やる内容は鬼のように大変なものになっちゃいましたけど・・・(ごめんね、でも本当によく頑張ってくれたよ!)
そして、それを見事やってのけてくれたんですよ!やることはやった!みたいな感じでしたね。お互い。
後は自信を持って待つだけでした!
そして、ついにこの日が来たんです。【愛媛大学合格】の日が!
入塾当初を知っている私やお母さんからすれば、本当に驚きと言うか、何と言うか・・・言葉もありませんでした。
「愛大に合格したからすごい!」ってことじゃなくて(確かに合格はすごいんですけど)、
ここまでよく努力を継続することができたなぁと言うか・・・
180度人間が変わったなぁと言うか・・・
本当に大きく見違える成長を遂げてくれたなぁと言うか・・・
あの〇〇がこんな・・・(嬉泣)
最後にA君が放った一言を・・・
「先生ありがとうございます。ここまで頑張れたのも先生とお母さんのおかげです。これからは僕がお母さんに楽をさせるために、もっと頑張ります。」
どれだけ私を泣かせたら気が済むんだ、コノヤローー
水田塾長 水田