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最終的な志望校の決定方法!❝おすすめ5選❞

いよいよ本番まで残りわずかとなってきました。どこの高校を受験すればいいのか、最終的に決定しなくてはいけません。「最終的な志望校の決め方」について、僕が思うところを記しておきたいと思います。主に志望校に迷っている高校受験生やその保護者の方向けです。少しでも参考になれば幸いです。

最終的な志望校の決め方


1 まず大事なことは、最後は自分で決めること

これからいくつか具体的な方法を示しますが、どんな方法を取ったとしても、最後には必ず【自分の意思で選択する】ということを決して忘れないでください。

この自分で決めるということの意味はものすごく大きいです。入試の結果がどうであれ、また入った後の状況がどうであれ、「自分が決めて」出た結果なら、たとえ思っていたのと違うときも気持ち的に踏ん張ることができます。

逆に、誰かが決めて出た結果にはどうしても言い訳がつきまといます。一度ついた言い訳はどんどんネガティブな方向へ向かいます。「だから言ったじゃん」とならないように、また、少しでもそんな風に思わないように、最終決定は生徒自身が行うようにしましょう。

まずこの大前提を踏まえた上で、いくつか具体的な方法を見ていきましょう。


2 最後の模試で決める

もしも公立高校をレベル的な要素で迷っているのであれば、1月に行われる模試の結果を見て判断するというのがオススメです。

愛媛県模試は、毎年多くの受験生が受け膨大なデータをもとに結果が出ています。またある程度の内申点も加味しているので、模試の結果が限りなく合否の参考に近いものになっています。

「これが本番」と思って最後の模試に臨み、その結果を見て判断しましょう。

ただ、模試の結果では届いていないけど「やっぱり諦められない」等の場合、その後に行う各塾での予想問題などの結果を参考にすることも可能ですが、その可能性については必ず信頼できる先生に頼り話し合うようにしましょう。その情報を元に、最後は自分で決めるのです。


3 数値化して決める

ここで僕がよく使う「志望校を考える際のヒント」に成り得る方法をご紹介しましょう。

それが数値化です。主に数値化するのは次の2つです。

まずは「行きたい度」。ここは生徒自身が決めます。100点満点で判断しましょう。公立、私立、全部含めて考えるとわかりやすいです。

次に「合格可能性」。これは模試の結果を参考にしてもいいですし、先生と話して決めても構いません。

これを棒グラフにします。

「よし、じゃあ高いからここ!」というわけではありませんが、こうやって可視化することで、考える際のヒントが貰えます。意外と、どこかに定めると、そこから本音が出てきたりするんですよね。

また、例えば図にすることで、行きたい度の一番手が第一希望の公立高校で、二番手が併願の私立高校だった場合、多少リスクがあっても心おきなくチャレンジできるよねという話し合いもできます。目に見える形で考えられるようにしておくと情報を整理しやすいです。

悩んだらぜひ試してみて下さい。


4 信頼できる大人と話して決める

生徒のことをよくわかっているのは、身近にいる大人です。

自分ひとりじゃなかなか決められなかったら、そんな信頼できる大人の話を聞いてみましょう。親でも学校の先生でも塾の先生でもかまいません。

具体的な高校名が出てこなくても、考え方のヒントが貰えるかもしれません。

そして、繰り返しになりますが、それを踏まえて自分で決めるのです。「◯◯先生が言ったから」では、良い高校生活は送れませんからね。


5 放課後の時間帯を見て決める

色々考えたけれどやっぱり決まらない。そんな時は、最終手段です。もう一度見に行きましょう

これを最終手段にしたのは、勉強時間が勿体無いのと、体調不良を心配してのことです。しかし、どうしても決まらないのであれば、答えを見つけにいきましょう。

実際にその高校に行く交通手段で放課後にぶらりと近くまで行き、学校の雰囲気や先輩方の帰り道の様子を見るだけで、説明会や文化祭などとは違った、その学校の素の顔が見えてきます。

3年間通うことになる場所ですからね。迷ったら、足を運んでみる。本来の学校の姿が見えてくるかもしれません。
ただし、外は寒いので防寒対策をしっかりした上で、安全面、体調面などを考慮したうえで、最後の最後の頼みの綱として試してみて下さい。

まとめ


迷うことは決して悪いことではありませんが、迷う時間が多ければ多いほど、勉強時間は減ってしまいます。それも危機感が高まって一番伸びる時の勉強時間が。

ですから、もしもなかなか志望校が決まらずとも、その決め方を「これで決める!」と腹を括って、「今はやるべき時」と勉強に向き合い、手を動かす時間を増やしましょう。それが選択肢を増やす一番シンプルな方法です。

勝負の時は近いのですから。

「他人」と「過去」はかえられない!でも、「自分」と「未来」は変えられる!

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